ど〜も、トクさんです。
看護師国家試験も終わり、合格すれば晴れて看護師になりますね。
4月に入職し、病棟配属が決まれば看護師としての人生がスタートします。
緊張でドキドキなのかワクワクなのかソワソワなのか擬音がわからなくなっていると思います。
そんな中やはり大事なのはナースグッズですね。
新人看護師さん向けに教えますが、看護学生さんも揃えておいて別に損はないです。
まだいらないなぁってのもあります。是非参考にしてもらえると嬉しいですね。
今から紹介するものはアンファミエで購入できます。
絶対にいる聴診器
これが1番必要な看護師必須アイテムですね
看護師全員が持っています。看護学生さんも持っているのではないですか?
これは本当に長く使えるので少し良いやつを買っておきましょう。
安くて薄いとやはり聞き取りにくいですし、すぐ壊れます。
絶対に使う必需品です。オペナース(=手術室看護師)はあまり使うことはないかもしれませんが。
でもほとんどの場合使います。
患者さんの状態を知るためにも絶対いります。
聴診することで、呼吸状態(=気管や肺の状態)、腹部の状態(=腸の状態)、心音の状態(=心臓の状態)、シャント音を聞いたりするのに使います。
看護師も普段から持っておき、異常がないか観察するのに必須アイテムです。
3M リットマン クラシックIII ステソスコープナースウォッチ
看護師にとっては常に時間との戦いです
これもまた絶対に使います。看護学生さんは普通の時計でも構いませんがこれを買っても良いですね。
看護師にとって【時間】ってすごい大事なんですよ!!
複数の受け持ち患者さんがいます(8〜10人、病棟によっては15人とか)。
Aさん 9:30〜初回で抗生剤の点滴ある。
Bさん 10:00〜頭部CTの予定がある。
Cさん 10:00〜吸入をしてもらう。
それまでにA〜H(受け持ち人数8人として)さんのバイタルサインを測定しにいく。
これめっちゃ優しいスケジュールなんですけど、本当に分刻みでスケジュールがあります。
バイタルサインを測定しながら、患者さんの話も聞いていきます。
とりあえず時計はチラチラ見て、スケジュールが滞りなく行けるように考えています。
だから【今、何時なん?】って言うのは常に把握しておかなければなりません。
腕時計でも良いです。トクさんは最近スマートウォッチ着けてます。
スマートウォッチは最近出てきた物ですが、それまではナースウォッチをずっと使っていました。
ナースウォッチって普通の懐中時計とかと違って文字盤が逆になっているんですね。
胸ポケットにつけてサッと見れるのでとても使い勝手が良いんです。
ナースウォッチも患者さんのバイタルサインを測定するときに必要です。
脈拍数は1分間測定します(割と15秒で回数を4倍、20秒で回数を3倍している人も多いと思います)、そのま続けて呼吸数測定していきます。
あとは点滴の滴下数を合わせるのにも必須です。
大抵10秒で○滴っていう計算をしていますよね。
特にリールが付いているタイプだと点滴筒の横まで持っていくことで秒針を見ながら滴下数が合わせやすいです。
夜勤とか始まると暗いので秒針が光る蓄光タイプも良いですね。
患者さんも寝ているのでわざわざ明るい電気をつけるのも申し訳ないですからね。
NEWクリップ式ナースウォッチ電卓付きタイマー
電卓とタイマーが1つになっていますのでスリムなんです
これは上記のナースウォッチで記述したことと重複してくる部分があります。
電卓が必要なのは点滴の時で、点滴の滴下を計算する時に使います。
過去の国家試験でも点滴の滴下計算は出題されていました。
電卓で計算し、ナースウォッチで滴下を合わせると言う流れですね。
電卓だけでええやんってなるんですけど、このタイマーもすごく重要なんですね。
なぜかと言うと、やはり看護師は時間にずっと追われているんですよ。。。
多重業務がすごくて、ひどい時は指示が飛び交いすぎてやる事多すぎて時間も見れていない時もあります。頭はフル回転していますが、忘れてしまう時もあります。
なのでタイマーをあらかじめ設定することで、それしないといけないって思い出させてくれるんです。
体感は本当に10秒ぐらいの時あります。えっ?もう?ってなってます。
電卓とタイマーを別々にするとポケットがパンパンになるので一体化しているのは便利です。
電卓付長時間バイブタイマー駆血帯
採血や点滴を入れるときに必ず使用します
これは『くけつたい』と読みます。でも看護師同士で話していると『くけったい』って呼んじゃいます。
これが使う時は点滴の針を留置する時(=ルートキープと言います)や採血をする時に使いますので看護学生さんは使うことはありません。
今まできっと採血する時にこれを巻かれた記憶があると思います。
すごく強く縛られて痛かった人もいるのではないでしょうか?
患者さんが痛いと思うぐらい強く縛る必要はないです。
この駆血帯で縛ることにより、血管が怒張(=浮き出てくる)するんですね。
つまり視覚的・触覚的に血管がわかるようになるんです。
血管が見える人はすぐに行動に移せますが、見えない人は触って血管見つけないといけません。
血管は本当に十人十色なので様々なんです。
10年選手のトクさんはかなりの経験値にはなってきていると思います。
基本入院される方はリハビリ目的でなければ血液検査や点滴をしたりすると思います。
必ず必要なアイテムになりますので是非買ってください。
色々なカラーバリエーションもあり、他の人と被ったりしないのも良いですね。
被っていたら無くした時、気がついたら誰かに持ってかれている時もありますw
ゴム製だと名前とか書けないのでなかなか自分のだと主張できないですよね。
先輩が持っていたとしたらもう諦めますw
トクさんもずっとゴム製を使っていましたが最近はワンタッチ駆血帯と言って、縛った時にゴムより痛くなくて、外す時もワンタッチで簡単に外せるやつを使っています。
最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れますし、これが使いやすいし患者さんにも余計な痛い思いをしなくて済むのでWin-Winですね。
ペンライト
瞳孔を見るときに絶対使います
これは少し場所を選ぶかもしれません。
特に脳外科では必須で、瞳孔を見るのに必要なアイテムです。
でも内科や整形外科にいるからと言って脳の病気にならない訳ではありません。
急な意識レベルの低下、状態が急変した時は全身状態を観察する必要があります。
だって何で急に意識レベルが悪くなったのか、状態が悪くなったのかわからないから全身を見るんです。
脳に異常が起きた場合、瞳孔の異常や偏視(=眼球が上下左右どこかに向いている)がでます。
そのためにもペンライトは持っていた方が良いです。
後は口腔内(=口の中)を見る時にも使います。扁桃腺や口蓋垂、口の中の状態が見れます。
ラバー調 白色LEDペンライト印鑑
意外と看護師は印鑑を押しまくっています
看護師はやはり命を扱う場面が多いです。
特に薬剤を誤って使うと患者さんの命を危険にさらしてしまう可能性があります。
絶対に失敗できません、したくありません。
なので薬剤を投与するときは必ずダブルチェック(2人の目で確認)、トリプルチェック(3人の目で確認)と言って絶対1人だけではいきません。複数の目を通していきます。
さらに患者さんにはそれぞれネームバンドを入院時よりしてもらい、パソコンでちゃんと本人に使う点滴だと認証してからいきます。
電子カルテを導入していないところはまだ目で見て点滴しているとは思いますが、やはりヒューマンエラーは起きやすいです。なので機械でちゃんと本人であることを最終で判断した方が間違う確率はグッと減ります。
誰が施行したかわかるように印鑑は必要です。
トクさんの病棟では、内服をチェックする時、点滴をチェックする時、点滴を施行した時、出勤簿押す時に印鑑を使います。誰が施行したかって言うのが大事です。あとで何か起きた場合追求できるからです。追求って言うとなんか怖く感じる方もいるかもしれませんが、誰がしてその時の状況を聞くってことです。
ツインGTキャップレス 印鑑ナース用ハサミ
普通のハサミと違って患者さんにも安全なんです
これはなんのハサミでも良いです。100均のでも良いです。
でもなぜ100均のハサミじゃなくてナース用なのか?
それは見た目からわかると思います、片方の刃には皮膚を傷つけないようになっています。
看護師はテープ切る場面がたくさんあるんですね。
傷ができた場合消毒して軟膏をつけたガーゼを貼って、テープで止めます。
胃管チューブ(=マーゲンチューブとも言います)をテープで固定するのでその時もハサミ使います。
包帯をちょうど良い長さで切る時もありますし、包帯を止める時もテープを使うのでハサミで切って使います。
普通のハサミと違って安全に使えるのでとても大事です。
1個買っておけば大丈夫ですね。そんな簡単に劣化はしませんがテープ切りすぎて、テープの粘着が刃について切りにくくなる時はきます。
日本製バンジーストラップ付フッ素加工ハサミスケール表
新人さんには必須!!カンペを見ても良いんです!!
看護師のカンペですね。
もちろん頭に入っていると良いのですが、覚えることた〜っくさんあるんで、もちろん新人さんもベテランさんも全部頭に入る訳ないんですよ。
なので一目でわかるスケール表があればすぐに活用できますし、使う頻度が高いほど、同時に覚えることができます。
検査値の一覧やJCS・GCSといった意識レベルの評価。
基本的には覚えてるんですよ?でもパッと思い出せない時なんてたくさんあります。
自分がその一時的に思い出せなかった時用のお守りとしても持っていて損はないですね。
是非その働いている病棟で必要なスケール表を手に入れてください。
テストじゃないんで、見て正しく評価できれば良いです。
もちろん急変した場合はいちいち見ている暇はないです、そんなのを見てる暇があったら救命してください。普段の時に使用は全然良いです。
続お役立ち・看護カードコレもあれば良いかも(絶対ではないです)
他にも便利グッズがありますので参考にしてみてください
パルスオキシメーター
コロナ禍となり一気に有名になった気がします。身体の酸素飽和度を見れるアイツです。
看護師には必需品です。バイタルサインで必ず使用します。
基本病院用があると思います。トクさんの病棟は何故か4個しかなく、みんな取り合いになります。
なのでみんな自分で購入しMyパルスオキシメーターを持っています。
色々な種類があり、これも他の方と被らずに自分用で持っておけますね。
まぁ十分に病院が用意してくれていればいらないと思います。
バイオビート・オキシメータバインダー
必須ではないですが、書類関係で患者さんや家族さんに記入していただく時にはあったほうが便利です。患者さんの場合ベッド上だと空中で書いてもらうにも書けません。
バインダーがあることでしっかり記入していただけます。あれば良いよねぐらいです。
タブラワイドバインダーポーチ
上記だけでもポケットの中パンパンになるんですよ。さらに消毒用アルコールも常備しないといけないのでポーチに全て収容してショルダータイプや、腰に巻くベルトタイプを使用している方もいます。
重たくなるけど1つにたくさん収容できてスッと取り出せるように整理できていたらとても重宝します。MRIに検査出しする時金属類は全て取らないといけません。
それをすぐに外せるのはとても時短になって良いですね。
文具エプロンバッグいかがだったでしょうか?
いっぱいグッズがあるのでとても悩まれるとは思いますが、上記のグッズを手に入れておけば間違いなく役に立ちます。
みんなが買っているのでデザインやカラーバリエーションも豊富なのを選び、自分のグッズだとわかるのを買ってください。似てたら本当に持ってかれる場合があります。
看護師ライフのスタートです!!一緒に頑張りましょう!!
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