
ど〜もトクさんです。
新人看護師さん、1年間お疲れ様でした。
本当によくがんばりましたね。
多くの後輩が出来ている中、トクさんも新人さんが1年間がんばり続けれたことがとても嬉しいです。
きっと様々な苦労があったと思います。
それを考えるだけで胸が熱くなりますね。
最初4月に入職して右も左もわからないままスタートし、患者さんにも緊張して上手く話せなかったり、バイタル測定にも手間取ったりしたかもしれません。
でも、もう今のあなたはどんな感じですか?
今でも患者さんに緊張して話せていないですか?バイタル測定手間取ってますか?
きっとすんなりこなしていると思います。
採血やルートキープする時、新人同士や先輩に腕を借りて震えながらしたんじゃないですか?
今はどうですか?もうスッと針を血管に入れることに成功してるんじゃないですか?
これだけでも本当に大きく成長したと思います。
もちろん技術だけじゃないですよね?
患者さんの状態を観察して、何か異常あった時に違和感を感じ取ることもできてきているんじゃないですか?
夜勤も最初は夜の病院が怖くて眠れんかったんじゃないですか?
今では仮眠取るってなったら逆に寝坊しないかヒヤヒヤするぐらいになっているんじゃないですか?
すごいですね。それぐらいこの一年目の新人時代は色々な経験をしたと思います。
先輩や医師に怒られて泣いたこともあったのではないですか?
患者さんが元気に退院する姿を見て嬉しかったんじゃないですか?
この一年はあなたの看護師人生の貴重な財産になります。
初心を思い出す時はこの1年間のことが出てくるはずです。忘れないように心の引き出しにしまっておいてくださいね。
年が明けてから、もうすぐ後輩入ってくるよって言われてほとんどの新人さんは『いや、まだ新人でいたいです、教えたり出来ません』って言います。
でも次に入植してくる新人さんはあなたが4月に思っていた状態で入職してきます。
あなたには1年間という膨大な時間の中の経験があります。
それは知識でもあり、技術でもあり、人間関係もあると思います。
この先輩にはこう対処した方が良いよとかw
これから2年目になるあなたが新人さんの気持ちを1番理解してあげれるんです。
10年目のトクさんにとってはだいぶ昔の話ですし、その時との状況も変化しています。
2年目になるあなたが親身になっていっぱい教えてあげてください。
信頼できる先輩が1人でもいたら新人さんからしたらとても嬉しい存在になります。
話を聞いてあげるだけでも良いです、共感すごい出来るはずです。そんな先輩になってあげてください。
ただ、一つ注意点があります。
それは2年目になると急に先輩からの目が離れる感じることでしょう。
先輩はもちろん2年目も見てはいますが、やはり新人さんの方に目がいきがちです。
その目が離れた時によくミスをしやすいので気をつけてください。
看護師の基本【報告・連絡・相談】です!
いつまで経ってもこれは欠かしてはいけません。
必ず、自信のない事やわからないことをわからないままでしないでくださいね。
そして、向上心も持っておくとさらに良いですね。
看護師は常に勉強していかないといけません。
知識を増やすことで異常の早期発見に繋がったりします。
トクさんが2年目になるころ、循環器内科が新たに発足しました。
そして2年目の夏から何故か心臓カテーテルナースを兼任することになったんです。
本当ここからとてもしんどくはなりましたw
だって、やっとしんどい1年目が終わったのに、何か急にオペみたいな怖い空間に連れていかれて心臓カテーテルする所に看護師として入れられたんですよ?
しかもしかもですよ?ちょっと愚痴っても良いですか?
心臓カテーテルは主にCAG(冠動脈造影検査)とPCI(経皮的血管内ステント留置術)が行われます。
知らない人からしたら何じゃそりゃってなりますよね。
ただの内科病棟だったトクさんもそうでした。もうわけわかりません。
怖い、ただただ怖かったです。
何か一緒に入って教えてくれた上司もなんか微妙やって。。。
発足したてなのでみんな曖昧な感じやったんです。
ほんで、次の週から衝撃的なことが起こりました。
その日心臓カテーテルナースとして付いていたトクさん。
二回目なので誰が一緒についてくれるんやろうって思ったら誰もいない。
師長に『今日は誰がついてくれるんですか?』と素直に質問しました。
『あ〜もうあなたならいけるでしょ?1人で行ってくれる?』
・・・・・・・!?
いけるかぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!!
泣きそうになりました。
急遽カテに入っていた先輩に始まる30分前に大体の流れをまとめていきました。
足も手も震えていました。
うちの場合、病棟看護師と外来看護師が一緒に入ります。
外来看護師がその当時主任さん(現在師長)やってとても丁寧に教えてくれました。
何とかやりきりました。そこから当然誰もついてもらえず、必死に心カテについて勉強しました。
リハビリ病棟に異動になるまでは初期メンバー以外ではトクさんの方が経験しています。
2年目にこんな負担をかけるとはと思いながら、何とか踏ん張りました。
とまぁこんなことは特殊かもしれませんが、向上心があれば何か上司から言われても勉強や自分の経験になると思って過ごすことができます。
本当に1年間お疲れ様でした。
次の2年目も有意義に看護師生活を送ってください。
でも体を大事にするのが1番なので無理はしないでくださいね。
しんどい時はしんどいと上司や先輩にしっかり言える関係性も築けるとなお良いですね。
これが難しいですが、、、
当時のトクさんはもちろん拒否権なんかなかったです、、、
でも今10年経って部署の雰囲気もどんどん変わっていきました。
怖い先輩がどんどん辞めていくか異動になったからですけどね。
怖い先輩は何のために怖くしているのかわかりません。
もちろん緊張感を持って仕事をする、この先輩おったら引き締まると言うのもあるとは思います。
緊張感を持たせるのとただ怖い・威圧するのは全然違います。
緊張感を持たせる先輩はやはり優秀な先輩です。
ただ怖い・威圧する先輩は正直いらないとは思いますw
働きやすい環境を整えることでより患者さんに良い看護を提供出来ると思っています。
そんな病棟にしたいなと思い今も働いている様でございます。
これから年数が増えるたびにより色々な仕事を振られ負担が増えていくとは思います。
でも1番しんどかったのはほとんどの人が新人の頃だったと思います。
それを乗り越えたんです。
自信を持ってこれからも看護師人生を歩んで行ってください。
本当に1年間お疲れ様でした。
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